技術者にとっての豊かな人生をめざして—。そんなコンセプトから生まれた、社員による自主的な研究会「技術者魂」があります。ちょっと重々しい名前ですが、その活動はいたってフランク。やわらかな雰囲気の中、新しい技術へのチャレンジに取り組んでいます。
「シンフォームが行っているIT システムの開発というサービスは、いろんな要素技術が集まった1つの複合体です。ただ実際の業務で受け持っているのは、その中の一部分。ともすると、担当分野以外の技術革新にまで気が回らなくなってしまうことも。私たちシンフォームの社員の原点は、モノづくりにあります。ひとりひとりが、自分を技術者としてもう一度認知し、さまざまな技術を組み合わせていけるインテグレーターのような存在になっていけたら。この技術者魂には、プロフェッショナル・マインドという副題があります。マインドとは、文化だと思う。プロの技術者は、自分の能力を常に向上させていくもの。そんな心構えを、このシンフォームに根付かせていきたい」(事務局・本行憲太郎)
技術者魂は、社員が自主的に参加する研究会。参加方法は、同じ思考をもった社員が集まり、サークルの設立を事務局へ申請するだけ。また、すでに興味のあるサークルがあったり、サークルを開設するのは敷居が高いという社員には、活動中のサークルに参加するという方法もあります。現在、50 名超が活動中。ベテランと呼ばれる者から若手まで、さまざまな階層の社員が技術力の向上に励んでいます。一例を挙げると「iOS アプリケーションを理解する」、「HTML5 のWeb Storage & GeoLocation API を利用して地図アプリを作る」サークルなど。中には、若手社員の自由な発想で、Webシステムの新しい可能性を創りだそうとしているユニークなサークルも。「できないと思っていた領域の仕事まで、できるようになった。技術者としての視野が広くなった。そんな声があちこちから聞こえてきます。技術者魂の主役は、ひとりひとりの社員。事務局や会社は、場と環境の提供、ちょっとしたアドバイスを行うだけ。私たちは、メンバーのマインドを持続させる影の支援者でありたいと思っています」(事務局・角瀬和博)
技術者魂の各サークルは月2 回、特設コミュニケーションサイト「魂通信」で、その活動状況を発表。年度末には「魂アワード」と呼ばれる表彰式も開催予定。これらは、サークル間の連係を深めるのが目的。ひとつのサークルが行った研究に、別のサークルがジョイントし具現化する。そして、実際の業務へと活かされていく。サークル間における、有益な化学反応を活性化させるのも、技術者魂の役割です。 「これまで以上に、シンフォームを技術立社にしていきたい。新しいメディアやデバイスが出てきてから対応策を考えるのではなく、次に来るものを想定し、そこに求められる技術を自分のものとして身につけていく必要があります。そうすれば、もっと期待される会社になれると思うんです。シンフォーム全社員に、技術者のマインドを持ってもらえたらうれしいですね。サークルの活動は社内だけにとどまらず、ゆくゆくは外部のコンソーシアムでの発信も積極的にしていきたい」(本行) シンフォームがもつ先端技術の化学反応は、これからも加速していきます。

