システム開発を家づくりにたとえると。
注文住宅を建てるときを想像してください。土地の形状や面している道路、建築法や条例などといった条件の中で、どんな家を建てどんな暮らしがしたい、のかを聞き、家づくりがはじまります。もちろん、いつから住みたいのか、予算も考慮する必要があります。シンフォームが携わるシステム開発も、この家づくりと同じプロセスを経て作りだされます。建築士による設計からスタートし、大工による組み立て、できあがった家が設計通りに建てられているか確認した上で、施主(発注者)に引き渡される。システム開発とは、お客さまの要望や注文を充たす設計からその提供までの一連の流れを担うものです。

利用者のベストソリューションのために。
システム開発と家づくり、大きく異なるポイントが1点あります。それは、家はでき上がっていく様子が目に見えてわかるということ。一方、システムはよほど慣れた人でなければ、構築途中のプログラムを見て、修正要求や新たな注文をすることはできません。そのため、システム設計者やシステム構築者は、自己満足のためだけの開発に陥ってしまいがち。利用者のためのベストソリューションであるはずのものが、これでは作り手のベストソリューションになってしまいます。
そこで、シンフォームは利用者にとって真のベストソリューションを提供できるよう、「システム運用」の専門部隊を設計段階から参画させています。このことにより、発注者が出しにくい利用者の立場に立った要求を、利用シーンの視点からはっきりと打ち出すことができ、システム開発へと反映させることができるのです。それは、家づくりでいえば、小窓をひとつ加えたり、ドアノブを別のデザインのものに換えたりといった、ちょっとした工夫から、玄関の位置を動かす、日常の動線を意識した部屋のレイアウトなどの大規模なものまでさまざま。そんなカスタマイズを利用者に近い立場から、ひとつひとつ丹念に積み上げていくこと。これこそが、シンフォームの強みであり、シンフォームだけが提供できる絶対的な価値だと考えています。
ローコスト・イノベーション。
一時的なニーズや思いつきに左右されて、不要な機能を提供することは、長期的に見ればお客さまにとってムダな投資となってしまいます。必要な機能をできるだけ安価に提供する。これが、シンフォームの考える「利用者のためのベストソリューション」。さらに、同じ機能をコストを下げてカタチにするためには、技術的なイノベーションが求められます。コストへの挑戦、それは、シンフォーム自らを成長させることでもあるのです。
シンフォームはこれまで、ベネッセグループのさまざまなサービスに、システム開発とシステム運用の両面から携わってきました。これからも、その経験とノウハウを駆使し、IT技術でベネッセグループを支え、その事業競争力(商品力、営業力、基礎力)の向上に貢献していきます。


